福島瑞穂大臣も参加 自由と生存のメーデー

わたくし、さとうしゅういちは、5月2日、広島での「生存のためのメーデー」終了後、東京入りし、自由と生存のメーデーに合流しました。

今年も原爆ドーム前で「生存のためのメーデー」今年も開催http://www.janjanblog.com/archives/946

わたしは、5月2日20時に千駄ヶ谷区民会館入り。ちょうど、パネラーの問題提起を受けた討論のところからの参加となりました。

今年のテーマは「逆襲する棄民」です。自己責任の名の下にどんどん、庶民を切り捨てていった結果、貧困が蔓延する社会にになった日本。

そんな中、捨てられた側の逆襲が始まる、というわけです。

お二人の「逆襲する」フリーターが発言され、闘いを討論の中で紹介されました。

■みんなの宮下公園をナイキ公園化計画から守る闘い

みんなの宮下公園をナイキ公園化計画から守る会
http://minnanokouenn.blogspot.com/

渋谷区の宮下公園は、野宿生活者も多くいるほか、左右両派の市民運動が集会会場などとして使用することが多い場所です。

しかし、そこを、渋谷区はナイキに売却。ネーミングライツを売却するのは、広島でも広島市民球場がマツダスタジアムというように、今では日常茶飯事です。

しかし、「ナイキ公園」の場合は、ナイキに、公園内部を勝手に改造させるところまで踏み込んだものです。

公園が囲い込まれ、スケート場、ロッククライミング場となります。一見、スケーターにとってはよさげに見えますが、実際には、有料でスケートをする場所にスケーターを封じ込めようというものです。さらに、ナイキの広告も設置されますから、ナイキ製のスケートボードの売り上げにも貢献します。

そうした事態を阻止するため、フリーターらが最近、泊り込みで、改造工事を阻止すべく、公園を占拠(わたしは「税金で作られた施設を防衛」といいたいのですが)しています。

後ほど、わたしも現場をみなさんとともに視察し、宴会(といっても、コンビニで買った安いものによる真っ暗な中での宴会ですが)に参加しました。

■麻生邸リアリティーツアー事件、「ガチンコ勝負」避けた当局を法廷で追及

さらに、麻生邸リアリティーツアーの不当逮捕事件被害者からも発言。

彼らは現在、不当逮捕に対して国家賠償法に基づく損害賠償請求訴訟をおこしています。

警視庁は、彼らを逮捕した後、起訴をせずに処分保留で釈放しています。ガチンコで裁判をすると、無罪になってしまう可能性が高いので、それを避けたわけです。いわば「勝負を避けて」いやがらせをしたのです。

それをゆるすまいと、訴訟を提起しています。

訴訟の目的は、表面的には損害賠償ですが、一方で「公安条例」そのものを「違憲である」という判決を引出すことも狙っています。

麻生邸リアリティツアー事件国家賠償請求訴訟団(賛同者)
http://state-compensation.freeter-union.org/info/181/

この訴訟にはわたしも賛同させていただいております。

■福島党首・国務大臣も参加・サウンドデモ

自由と生存のメーデー2010は、2日目の5月3日は「サウンドデモ」を実施しました。

デモに先立って、野宿生活者のみなさと一緒に共同で炊事を行い、カレーを作りました。

出発点では福島瑞穂・社民党党首も挨拶しました。福島さんは、このメーデーへの参加は4回目。今回は、SP付です。我々のデモに、政府のSPが来るというのも「政権交代」を実感しました。

「第三次男女共同参画基本計画の中で、同一労働同一賃金の徹底を盛り込んでいきたい」と、男女共同参画の一環としても、貧困問題に取り組む決意を表明しました。

4月28日には、第三次男女共同参画基本計画策定へ向けた公聴会が広島であり、わたしも参加。

福島大臣、予定外(?)の広島公聴会出席

http://hiroseto.exblog.jp/12555977/

第3次男女共同参画基本計画策定に当たっての公聴会の開催について

このときに、男性の立場から(女は仕事をしてはいけない、家にいるべきだなどと発言した年配専業主婦の参加者への反論もこめて)「最近は、男性でも低収入で、『専業主婦でいたい』などという女性のご要望などにこたえられない。女性でも男性でもそこそこ食えるような賃金が得られるようにすべきで、常に仕事があるなら正社員で雇うべき。公務員でも非正規職員が増えているのでこの点も対応を。福島さんから、長妻厚生労働大臣にガツンといってほしい」という旨の発言をさせていただいております。ですので、今日のご挨拶はうれしかった。また、福島さんから「広島ではありがとう」と声を掛けていただきました。

民主党員の筆者(左)と福島社民党党首。連立与党で貧困撲滅に協力したい(笑)

呼びかけ団体のフリーター全般労組の代表、女性と貧困ネットワーク、キャバクラユニオン、宮下公園を守る会など、東京周辺で活躍しているみなさんや、つくば、名古屋などのメーデーのメンバーが次々と、多彩なアピールを行ないました。

女性と貧困ネットワーク
http://d.hatena.ne.jp/binbowwomen/

水商売のひとのための労働組合「キャバクラユニオン」
http://ameblo.jp/cabauni/

わたしは、広島のメーデーについて紹介。広島の特徴としては、おそらく全国の独立系メーデーでも例がなく、正社員(公務員)で、しかも与党第一党に所属しているわたくし・さとうしゅういちが中心となっていることを紹介。「NTTでは、女性は99%、全体でも75%が非正規社員である」というメーデー参加者のNTT契約社員の方のお話を紹介。政権交代しただけでは駄目で、労働運動が必要であるということなどを「エライ人だけでつくる日本」から「みんなでつくる日本」へのプラカードを掲げながらアピールしました。時間が一分程度ということでかなり苦しかったですが。

今回のデモは、17時半に新宿中央公園を出発し、新宿西口でいったん解散。その後は、新宿東口に移動し、アルタ前広場を18時半に出発。

雨宮処凛さん(中央)を先頭に元気にシュプレヒコール。

歌舞伎町などでは「キャバクラは給料を払え」「セクハラをやめろ」などとコールしました。警察官の数は異常に多く、なかなか飛び入り参加というのは難しい状況でしたが、それでも途中、外国人観光客が結構、飛び入りで参加してくれたりしました。

関連記事
「自由と生存のメーデー」に初参加-JanJanニュース
http://www.news.janjan.jp/living/0905/0905042715/1.php

さとうしゅういち記者のプロフィール

佐藤周一。1975年生まれ。東京都育ち。東京大学経済学部卒業後、広島県入庁。
労働、医療、介護、男女共同参画などの行政に携わる。一方で、反貧困、野宿生活者支援、女性、若者、非正規労働者支援、男女共同参画、瀬戸内海の環境問題などに関する活動に従事。
現在、労働組合・生存のためのメーデー広島実行委員会(略称:生存ユニオン広島)委員長。http://d.hatena.ne.jp/lifeunion/
広島瀬戸内新聞主幹 http://hiroseto.exblog.jp/
所属政党は民主党。「民主党広島県連・ネット情報発信力NO.1」を自称。
TWITTER:http://twitter.com/hiroseto/

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