東急不動産だまし売り裁判購入編(17)

後で何かあるといやだから必ず言っといて下さいと何度も言ってある。

→前回のお手紙でご説明したとおり、アルスの計画説明時において隣地所有者様より建替えたい旨の希望は賜りましたが、建替え時期、建築概要(構造・階数など)についての詳細が未定であったため、具体的な建築計画が決定していない建物の建築計画を予想してご説明ができません。したがって、ご契約時にお渡しした「ご購入のしおり、23ページの(6)周辺環境についての項目」で周辺環境についてのご説明をさせていただいております。

また、「ご購入のしおり、36・37ページの別添資料I」も同封させていただきますが、具体的な建替え時期・構造などが未定であったため「覚書内容の2」のような記述をさせていただいております。合わせてご確認ください。

以上、ご質問の回答をさせていただきます。今後ともよろしくお願い申し上げます。

敬具

 東急リバブル株式会社

住宅営業本部

営業第5部Aチーム

宮崎英隆

プライヴブルー東京マンションギャラリー

***

内容は前回とほとんど変わらない。全く当たり障りのない内容ばかりであった。はっきり言えば責任逃れしか考えていない。

隣地建物について「当時、作業場所として使用されておりましたので騒音があるとは聞いておりました」と回答した。契約時には資材置き場としか説明していないにもかかわらず、状況が変わると自社に都合がいいように事実を歪曲する姿勢には憤りを覚えた。

これに対し、原告は隣地所有者の説明とは全く異なると指摘した文書を9月14日付で送付した。

***

前略

お返事いただきました。どうも有難うございます。でも納得出来ません。東急の方は知っていて、それを当方に告知せずに売却したのではないかと思います。

重要事項の説明の時にお聞きしたのは

①となりの建物の一部が越境していることと

②となりは物置小屋、資材置き場です ということだけで

将来的に建替えたい。作業場所で騒音がある。この点は聞いていない。

再度、隣地所有者に確認したところ、

1.アルスの方から何階建てですか?と聞いてきた。4階以上は絶対に建てませんと言った。

2.アルスが建ってからすぐに建てる

すぐにやりたい。「一緒に建てましょう」と言われたが土台がゆるむといけないのでアルスが建ってからすぐ建てる。

アルスの完成を待つ訳ですから、はっきり何月といえないのは当然で、こういう場合は、月日は言えないが確実に近いうちに立てるということです。

「すぐにやりたい」という言葉は何度も言ったとの事。従って建替え時期は将来的というよりも完成後すぐに確実に建つというべきです。

3.アルスの方から何階建てですかと聞いてきたので4階以上は絶対に建てませんとアルスに言った。だから東急は、4階以上は建たないと知っている。従って2、3階は網入りガラス、4階以上は透しガラスにした。

ここは8階建てだって建てられるのですから、確実に3階と分かっていたから4階以上を透しガラスにした。

4.塀について

東急の判断で隣地所有者さんに気を使って風通しを考えてフェンスにしましょうと言って来た。隣地所有者は音がうるさいと悪いからコンクリートにしてくれと言った。東急の判断ではフェンスだったが、隣地所有者の希望でコンクリートに変えてもらった。

現在、コンクリート塀はアルスの方だけ色を塗ってある。隣地所有者側は「隣地所有者さんの方は自分で好きな色を塗って下さい」と言われた。まだ塗っていません。

5.後で何かあるといやだから必ず言っといて下さいと何度も言ってある。

すぐに建てるという建替え時期、4階以上は建てないという事をアルスは絶対に知っています。「引き継ぎは責任をもっていたします。」とアルスは言っていました。以上の事を再度話されました。

宮崎様の回答はもっともらしいのですが、前記の隣地所有者の発言をなおも否定されるのかどうか、御返事お待ちしております。

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林田力「東急不動産だまし売り裁判購入編(12)」JanJanBlog 2010年8月28日
http://www.janjanblog.com/archives/13308
林田力「東急不動産だまし売り裁判購入編(13)」JanJanBlog 2010年8月29日
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林田力「東急不動産だまし売り裁判購入編(14)」JanJanBlog 2010年8月30日
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林田力「東急不動産だまし売り裁判購入編(15)」JanJanBlog 2010年8月31日
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林田力「東急不動産だまし売り裁判購入編(16)」JanJanBlog 2010年9月1日
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林田力記者のプロフィール

東急不動産消費者契約法違反訴訟を描いたノンフィクション『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』(ロゴス社、2009年)の著者です。

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