国連安保理は9日、イラン制裁採決に大多数が合意、ブラジル、トルコが反対、リビアは棄権
9日、国連安保理でイランの原子力開発計画の新制裁案の採決が大多数の賛成で議決された。ブラジル、トルコが反対、リビアは棄権した。イランが否定している原子力開発計画の軍利用疑惑での制裁決議は、2006年以来4年間で、これで4連続を数えている。この制裁でイランは外国でのウラニューム鉱山への投資はできなくなり、外洋でのイラン船舶の検査ができるようになる。戦車など、8つの新型銃器のイランへの輸出が禁止される。
イランのマハムード・アハマディネジャド大統領は制裁が採決されればもう話し合いはしないとも宣言していた。トルコとブラジルは5月にイランとのウラン濃縮の共済合意が締結されているが、欧米からは冷淡に取られていて、重大事件なのだが報道も小さく扱われていたようだ。
イランは「IAEA国際原子力機関」にその共済合意の承認を求めていたが、アメリカ、フランス、ロシアはイランへの正式回答の延期を同機関に要求していた。そのことがイラン制裁の9日、IAEA側近のウィーンの外交官筋から報告された。イランへの制裁が合意されてもイランはウラン濃縮(20%)を続けるといっている。
(参考記事)
Les grandes puissances rendent leur copie à l’AIEA(ギィゼン・ニュース・インターナショナル)
http://www.guysen.com/article_Les-grandes-puissances-rendent-leur-copie-a-l-AIEA_12961.html
(ヌーベル オブセルバトワー誌)
http://tempsreel.nouvelobs.com/actualite/monde/20100609.OBS5230/nucleaire-l-onu-s-apprete-a-sanctionner-severement-l-iran.html
社会や経済や政治のシステムが行き詰まり世界中で大きな危機に苛まれているのは、それを行う人間の思想や宗教が狂ってきているからだ。また、人間の持つ思想・宗教・哲学の是非を指摘することを近代の学問や科学が意識的に拒否し回避してしまったその責任は大きい。どんな精密な化学も学問もわれわれの世界のイデオロギーからは無縁ではいられない。ここに介在する誤りを批判できずに、逆に容認する思想が蔓延することで天変地夭(てんぺんちよう)の後には、今度は自然災害を越えた飢饉疫厲(ききんえきれい)が続くことになってきた。宗教・哲学の是非を論ずることもなくまたその認識もなく、どこでもなんでも神社・仏閣など宗教施設なら参拝して、「鎮護国家」「世界平和」を祈願すれば助かるというのは大きな誤りだ。これでは残念ながら、人々の生活を再び破壊させさらに苦しませる原因を深めることに加担するようなものである。
「TOBITAのフランス旅日記」http://franettese.blogspot.com/
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