東京・晴海からフワリ、GWは飛行船で空中散歩はいかが?
2016年五輪のメーンスタジアム建設予定地だった東京都中央区晴海の都有地。五輪招致に失敗して活用策が宙に浮いていたが、飛行船の発着場として使われることになった。日本飛行船(中央区)が更地のまま都から借りて、遊覧フライトを運航している。
使用される飛行船は独ツェッペリン社製のツェッペリンNT。胴体の長さは約75mでジャンボジェット機とほぼ同じ。胴まわりはジャンボのほぼ2倍という巨大な胴体には約8400立方メートルの、空気よりも軽く不燃性のヘリウムガスが入っている。現存の飛行船では世界最大。
胴体下のゴンドラ前方に操縦席があり、その後ろにレザー張りの客席が通路をはさんで5席ずつ合計10席ある。キャビン後部にパノラマウインドーを備えていて、離陸後は自由に移動できる。200HPのエンジン3基で機体左右と後部のプロペラを回転させて航行する。最高速度は時速125km出るが、普段は65kmほどと自動車並みのスピードで航行する。航続距離は最大900km、24時間飛び続けることができるが、通常の飛行時間は6時間ほど。機体の制御にはフライバイワイヤー方式を採用している。
料金は40分の東京コースで昼・夕は1人6万3000円。夜は6万8千円。横浜を加えた90分コースは12万6千円。
東京都中央区在住。過去記事は『矢山禎昭ジャーナル』< http://blog.livedoor.jp/aki22/>でも読むことができます。
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大変参考になる記事ありがとうございます。
土地をただで遊ばせておくのは勿体ないから、少しでも収入を増やそう、という考え方で遊覧飛行船用に貸付したのでしょうが、東京のど真ん中に近い地域の貴重な土地を、遊覧飛行船の離着陸に使うのは凄く勿体無い気がします。遊覧飛行船を利用する人以外何のメリットもないわけですし。
飛行船会社と都の間の契約がどうなっているのか、気になります。具体的には、都が土地を必要とするときにいつでも契約解除できるような契約になっているのか(借地借家法の世界の契約だと無理そうだけど、数日毎に使用許可を更新する契約なら可能かも)、事業者の選定は透明かつ公正な方法で行われたのか、気になるところです。
築地市場の移転先ですが、飛行船が離着陸できるくらいの広さの土地があるなら、豊洲の東京ガス跡地でなくて、ここ(晴海)にした方がいいと思います。築地からも近いですし。
伊藤学さま
この記事の筆者です。
2020年五輪に再挑戦するという話もあって、都ではこの土地を更地のままにしておきたいそうです。ここは今まではMPDがたまに白バイの練習に使っているだけでした。
飛行船の乗り降りや駐機には、トラックに搭載した係留ポストを使い、離着陸時には脇へ移動させて、オープンスペースを確保しています。建物など設備は作らないという点で、両者のニーズが合ったということなのでしょう。会社の人は「空いているときに使うことになっている」と言ってました。
ちなみに土地の賃貸料は1日20万円だそうです。天候に左右され稼働日数が制約されるので、飛行船会社の人は「高い」と言ってましたが、銀座からバスで15分ほどの晴海から発着出来るのは魅力なのでしょう。受付カウンターは隣の客船ターミナル内に置いています。
広いといっても、築地市場の移転先としてはこの土地は不十分だそうです。ここを使うとすれば、単独ではムリで、市場を分割しなければならないそうです。移転先としてはマンションがどんどん建って住民が増えている晴海ではなくて、やっぱりすでに用地取得済みの豊洲がベストなのではないでしょうか。汚染対策も進んでいるようですし。
矢山さん
なるほど。事情がよく分かりました。
記者自ら、根拠となる数字も含めて関係者に取材、裏取りをしっかりやる。このように地に足がついた記事が多くなると凄くいいですよね。
丁寧な返信、大変ありがとうございました。
矢山さんの記事を今後も楽しみにさせて頂きます。宜しくお願い致します。